【睡眠】
心身の疲労を回復するのに、十分な睡眠は不可欠かつ効果的です。
翌日にまで疲労を持ち越さないために、7時間以上の睡眠時間は確保したいところです。
睡眠の乱れは、生体のリズムを崩し、健康障害のもとになります。
就寝時間は、できれば夜12時前にしましょう。
抗ストレスホルモン(副腎皮質ホルモン)は、朝にもっとも多く分泌され、昼間から夕方にかけてしだいに少なくなり、深夜には最低になります。
このような生体リズムを考えると、深夜に起きて仕事をしたり遊んだりしているのは、自分自身でストレスに弱い体を作っていることと同じです。
【入浴】
入浴は大変健康効果があります。
皮膚を清潔にし、血行を良くして新陳代謝を促し、筋肉の疲労を回復させ、神経の緊張をほぐすリラックス効果があります。
ゆっくり時間をとっての入浴は、心の疲労回復剤です。
入浴は就寝前にすると、心地良い疲労感からぐっすり眠ることができます。
天然温泉には、疲労回復や各種の健康効果とリラックス効果があることはよく知られています。
【スポーツ】
定期的な運動で体を動かすことは、全身の血液の循環を良くし、生活習慣病の予防になるとともに、頭もすっきりさせます。
心身ともに健康でいるためには、適度な運動は不可欠です。
ただし、頑張りすぎるとオーバーワークとなり、逆にストレスを増やしてしまう結果になるので注意が必要です。
軽く汗を流すことを生活の一部にすることは、日常的に爽快感や開放感を感じることができ、心も軽くなります。
【音楽】
音楽には、心を鎮めてリラックスさせる効果があります。
音楽の心地よいリズム、メロディー、ハーモニーの調和が、人間の脳に働きかけ、α波が出るからのようです。
【食事】
ストレスはビタミンやミネラルと密接な関係があります。
これらの栄養素は脳や神経の働きを正常にしたり、ストレスに対抗するための副腎皮質ホルモンを生成するためにも必要です。
したがって、ビタミン、ミネラル類が不足すると、ストレス耐性が弱くなってしまいます。また、甘い糖分は体や脳の疲労回復にいいですが、摂り過ぎるとストレスに対する抵抗力が弱くなると言われます。
最近は家族で一緒に食事をする機会が減り、孤食率が増えています。
孤食はコミュニケーションが無いことから、早食いや過食や偏食につながりやすいと考えられています。
特に子供の孤食は、成長期であることを鑑みると、大人以上に深刻な問題であることはあきらかです。
現代人のイライラの背景には、食生活の偏りが原因の低血糖症(血糖値が異常に低くなった状態で、脳や体のエネルギー不足になる)が、一因にあるとされています。
ストレス耐性のある人間に成長するためにも、子供時代から正しい食生活が望まれます。