摂食障害 > 摂食障害の治療
摂食障害は放っておくと、命に関わることもあるので、治療を受ける必要があります。
過食症の場合は、本人はそれを止めたいと悩んでいるので、病院に連れて行くことはそれほど困難ではありませんが、拒食症の場合は、本人が病気に対する自覚があまりないので、治療を受けることを嫌がるケースが多いです。
それだけに、診察を受けても、治療がスムーズに進むことは例外的です。
摂食障害の治療は、精神療法を中心に進めます。中でも認知療法が重要です。
認知療法とは、ものごとのとらえ方や考え方に、歪みがある場合にとられる方法ですが、摂食障害の患者は、自己の体に対し、歪んだ考え(ボディイメージ)にとらわれていることが多いので、認知療法でそれを修正していきます。
また、栄養指導も行い、少しずつ正常な食事に戻していきます。
あまりにやせ方がひどい場合には、入院治療がおこなわれることもあります。
拒食症の場合には、快復までにかなり時間がかかることが多く、家族がこの病気をよく理解した上で、根気よく本人を支え、治療に協力することが必要です。
そのために家族療法もおこなわれます。
摂食障害では、症状に応じて抗不安薬、抗うつ薬、抗精神薬などによる薬物療法をおこなうこともあります。