摂食障害 > 摂食障害の原因
摂食障害には、拒食症だけの場合、過食症だけの場合、拒食症から過食症に移行する場合、拒食と過食を繰り返す場合などがあります。
これら摂食障害の患者が増えている根底には、個人的には、やせ願望、肥満に対する恐怖、体型が自己評価の中で大きなウェイトを占めていること、歪んだボディイメージなどがあり、社会的には、女性の間でのやせ礼賛の風潮や、マスコミからのダイエット情報の氾濫などがあると考えられます。
摂食障害になりやすいタイプとしては、子供のころからよい子で優等生タイプとして育った人が多いようです。
完璧主義で、人に対してよく気を使う反面、自分自身は傷つきやすい傾向があります。
そのために悩みを抱え込みやすく、摂食障害を起こしてしまうのです。
完璧主義の傾向があるので、ダイエットを始めると、徹底的に自分を追い込みます。
ダイエットにあまり効果が見られないと、それは自分の努力や自制心が足りないせいだと思い込み、自分を責めてしまいます。
そんな挫折と自己嫌悪が重なると、あるときをきっかけに、逆に過食にはしったり、自傷行為などをとってしまうこともあります。
また、摂食障害には家庭環境も影響すると言われています。
存在感のない父と過干渉の母の間で育ったケースや、離婚によって母子家庭に育ったケースなど、特に母子関係(母子密着)の影響が大きいと指摘されています。
摂食障害は、まだまだ思春期〜青年期の女性に多いですが、最近では小学生や中年以降に発症したり、男性にも見られるなど、患者の幅が広がりつつあります。