摂食障害

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 摂食障害の症状

摂食障害は、主に心理的な原因によって、食べるという行為に異常をきたす病気です。
摂食障害には、食べ物を受け付けようとしなくなる拒食症と、一度食べだすと止まらなくなり、ドカ食いをしてしまう過食症があります。
拒食症のことを神経性無食欲症、過食症のことを神経性過食症とも言います。

【拒食症】
ストレスなどにより一時的に食欲が落ちることは誰にでもありますが、拒食症は極端に食事の量が減って、それが長い期間に渡ります。
拒食症は思春期やせ症とも呼ばれていて、思春期から青年期の女性に特に多い病気です。
拒食症は、心理的な状態が通常とは違い、体重が増えることや肥満への強い恐怖感があります。
標準体重以下で、周囲には十分やせていると思えるのに、本人はそう考えません。
自分はまだ太っている、もっとやせてきれいな人がたくさんいると、さらにやせようとします。
そして、健康を害するほどにやせても、本人はその病的な状態を認めようとしません。
拒食症の人は、摂取カロリー量などを自分で決めて、主食や、肉類など脂肪分が多い食品を避け、サラダなど低カロリーのものだけを選択して食べます。
また、食事の後に、のどに指を入れて嘔吐したりします。
このために手に吐きだこができたり、胃酸で歯を痛めることもあります。
さらに下剤を使用することもあります。
拒食症の人は一般的に活動的、積極的に見えます。
ダイエットのために夜遅くまで運動をしたりもします。
拒食症の人は、標準体重を大きく下回る(目安は85%以下)と、生理が止まり体温も下がります。
栄養不足のため、肝機能障害を起こすこともあります。
拒食症はあきらかな病気ですが、本人にはその自覚が乏しく、この状態をいいことだと思い込んでいるので、病院に連れて行くことはなかなか困難です。

【過食症】
過食症の場合は、対人関係のストレスなどがきっかけで、ストレス解消のためにドカ食いをするようになります。
過食症になると、頭の中は食べることでいっぱいになります。
しかも、一度食べ始めると、止められなくなります。
食べている間は嫌なことを忘れられるのです。
しかし、食べ終わった後は、毎回後悔と自己嫌悪に苛まれます。
このため、うつ状態になったり、不適切な代償行為に走ったりします。
例えば、拒食症と同じように、食べた後に指を使って吐いたり、下剤を使ったりします。
過食症は、拒食症と違って活動性は低下し、重度になると人と会うのを避け、引きこもりがちになります。
本人はこの状態から抜け出したいと思っていますが、なかなか止めることができずに苦しみます。

⇒ 摂食障害の原因

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