恐怖症(恐怖神経症)

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 恐怖症(恐怖神経症)

誰にでも怖いもの、苦手なことはあります。
しかし、恐怖症と言われる状態(症状)では、現実的にそれほど怖いことのや、気にする必要はないことに対してまで、恐れを感じてしまいます。
そんなに恐がることは不合理だと一方ではわかっていても、抑えることができず日常生活に支障をきたしてしまいます。

恐怖症の中でも、思春期から若い世代に多く見られるのが対人恐怖症(社会不安障害【SAD】とも言います)です。
人と会ったり、人前で話すことに対して非常に不安を感じてしまい、手が震えたり、冷や汗が出たりします。
対人恐怖症の人は、自分が他人にどう見られているか、どう思われているかを必要以上に気にしてしまい、そして、軽蔑されているのではないか、馬鹿にされているのではないかと悩んでしまいます。

対人恐怖症の一種に、赤面恐怖症があります。
赤面恐怖症では、自分の顔が赤くなることにとらわれてしまい、それを恥ずかしく思い、次第に人と会うのを避けるようになってしまいます。

自己臭恐怖症は、自分の体から嫌な臭いが出ていて、他人に迷惑をかけている、嫌われていると思い込んでしまい、他人と接するのがとても苦痛となり、自殺を図ることもあります。

自分の容貌を実際よりも極端に醜いと思い込んでしまうのは身体醜形恐怖症です。
身体醜形恐怖症になると、整形手術をしても満足できず、手術を繰り返したりします。
自分の視線が相手を不快にしていると思い込むことを自己視線恐怖症と言います。

このように、思春期から若い人に多く見られる恐怖症は、自分の外見に対してのコンプレックスや低い自己評価が根底にあり、それが病的にまでふくらみ、人と会うことを恐れ引きこもってしまいがちで、やや妄想的な傾向があります。
このような恐怖症の治療はなど、支持的精神療法や認知療法などの精神療法を中心におこなわれ、補助的に抗不安薬などの薬物療法を使います。

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