中年期の心の病気 > 定年前症候群
定年前症候群とは、定年が近づくにつれて、会社の肩書きがなくなることに対する恐怖、収入を失うことに対する恐怖、誰にも相手にされなくなる恐怖、家族にも見放されるのではというあせりがストレスになり、うつ状態になる症状です。
特に仕事一筋で、子育てや子供の教育を妻に任せきりにし、たいした趣味もなく、休みの日も休息をとる以外の余暇を嫌うようなタイプの人にとっては、定年で職場に行けなくなることが苦痛であることが多いです。
また、熟年離婚をする夫婦の夫は、こういうタイプが少なくないと言われています。
こういう状況を回避するためには、定年後の人生設計(特に目標や生きがい)を、早いうちに具体的に建てること、老後の資金を収入と支出別にきちんと計画しておくこと、家族とのかかわり、特に夫婦の仲を深めておくことが大切です。