トップページ > アスペルガー症候群(障害)
アスペルガー症候群は、自閉症と同じく広汎性発達障害の一種ですが、明らかな言語の発達の遅れがないという点で、自閉症とは異なります。
自己管理能力や適応行動にも遅れはありません。
だた、対人関係の障害が見られ、特定の物や習慣などに対する執着、反復的行動などが見られます。
アスペルガー症候群には、大きく次の2つの特徴があります。
【対人的相互反応の質的障害】
・目を合わせたり顔の表情やジェスチャーなど、多彩な非言語コミュニケーションの障害
・発達の水準に応じた仲間つくり、友達つくりができない
・楽しみの分かち合いなど、情緒的相互性の欠如
【限定された反応、常同的な行動と興味】
同じものや遊びに対してのみ興味を持ち熱中する
特定の習慣や儀式にかたくなに執着する
手や指をぱたぱたさせたり、複雑に体を動かすなど、常同的な運動を繰り返す
アスペルガー症候群はこのような特徴がありますが、知能的な遅れはありません。
しかし、集団行動やルールがある遊びなどが苦手となり、不器用で人の感情をうまくつかめないために、いじめにあうことも多く、また、状況に応じた行動ができずに、パニックを起こすこともあります。
両親など家族は、こうした子供の様子に早く気付いて、専門医の診察を受けることが肝心です。
治療には専門家の指導を受けながら、他人との関わり方や、集団行動のとり方などを学んでいくようにします。